カートと経済・将来 - F1とレーシングカート
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あけおめです。

2018年が始まりました。
あけましておめでとうございます。

今年初めてのブログです。

今年は息子クンのレーシングカート活動が飛躍してくれることを願っています。


あらためて、モータースポーツの難しさを思い返しました。

この「難しさ」とは、いろいろな意味が込められています。

まずは腕を磨く「難しさ」。

どのスポーツもそうですが、頂点を極めるには、小さいうちからそのスポーツをやっていないと、なかなか難しいです。
ゴルフ、卓球、水泳など、特に個人スポーツはなおさらです。

レーシングカートから始めて、F1やGTレースまで上り詰めるには、相当な腕がないといけません。

腕を磨くには、いい環境にいて、いい指導者がいないといけません。

しかも、レーシングカートに至っては、サーキットが日本全国にあるわけではなく、サーキットが遠い、冬は雪で走れない、という環境では、もうそれだけでハンデになってしまいます。



次に、金銭的な「難しさ」。

スポーツの中でも、圧倒的にモータースポーツが金銭的に大変です。

道具を使うスポーツとしては、モータースポーツがピカ一でカネのかかるスポーツです。

金銭的な余裕がないと続きません。



次に、ステップアップする「難しさ」。

レーシングカートでは、いろいろなクラスがありますが、そこでチャンピオンをとっても次のクラスに行ける保証がありません。

スーパーFJやF4に行けるのは一握り、その次のF3、F2と行けるのはさらに少なくなります。

GTカー、F1、インディ、WEC、WRCなど、トップカテゴリーに行けるとなると、スポンサーが必要になったり、人の強力なコネが必要になったりします。



ここまで言っておきながら、必ずしもステップアップすることがすべてではありません。

親なら子供がステップアップしてほしいとは思いますが、途中でそれがかなわないとなったとしても、レーシングカートは、大人の趣味としては十分に楽しめるジャンルです。


なかなか大人から始めるには躊躇する人もいるようですが、テニスやゴルフと同じく、レーシングカートも1年2年と続けることで速くなる人がたくさんいます。

そして、一般の方が思っている以上に、体力を使います!

カートは、外から見ていると簡単そうに見えますが、いざ走ると、腕の差が如実に表れ、体力がなければ10周も走っていられません。

さらに、競争するという楽しさ!

マラソンだと、0.1秒はたいした差ではないのですが、レースでは0.1秒が大きな差になります。

10周したら1秒の差ですからね!

1秒と言ったら、マシンが4、5台分の差になってしまいます。

この0.1秒をどうやって切り刻んでいくか、これがレーシングカートをはじめとした、モータースポーツの面白さです。


今年はこの0.1秒という単位にこだわって、息子クンの成長を見守りたいと思います。

2週連続で台風。

台風、勘弁してくれ!
こう言いたくなる人も多いのでは!

2週連続で週末に台風。
イベントを企画していた会社は、もううんざりでしょう。
フードイベント、野外イベント、スポーツイベント、などなど。

うちらも台風で2週連続で練習ができず、ストレスが溜まる一方です。



自然の猛威には勝てないわけですが、雨でもできるスポーツと言えば、サッカーや野球くらいでしょうか?

自動車レースやカートレースも、ある程度の雨なら可能ですが、豪雨ではイベントが中止になったりします。

10/29の全日本カート選手権の東西統一戦は、残念ながら決勝は中止になったようで、予選ヒートの順位がそのまま決勝結果になったようです。

10/22は台風で練習できず、10/29も台風で練習できず。
11/3~5はAPGイベントで練習できず。

仕方なく11/3は久々に大井松田に行こうと思っていますが、10/22の台風で、サーキット横の崖が崩れたようで、11/1か2に緊急の工事をやるんだとか。
工事の予定

大井松田は、昔から崖が崩れるリスクを抱えており、常に危険と言われています。
が、なぜか補強工事は行われません。
ケチっているのか?
崩れてから工事するようでは遅いと思いますが!

とはいえ、ほかに近場のサーキット(持ち込み可能)がなかなかないので、11/3は工事次第にもよりますが、大井松田かなと思っています。

近くはないですが、秋ヶ瀬や新東京にもサーキットがありますが、走ったことがなくてピットスペースがあるかどうかもわからないところにいきなり持ち込むのはリスクが高いですし、チームサポートもないのでやはり不安になります。

当たり前のことなのですが、土日のいずれかしか練習できないので、平日はまったく練習できず、土日がつぶれるとかなりの期間が空くことになります。

スポーツは、中学・高校の部活動なら平日も練習ができますが、レーシングカートはそうもいきません。
ここがむずがゆいところではあります。

ところで、息子クンはクルマが大好きで、家ではグランツーリスモSPORTをやったり、ラジコンで遊んだり、いまだにミニカーでも遊んでいます。

だからきっとカートもハマっているのでしょうね。
昨日は「走りしたい走りたい走りたい」って連発していましたから・・・

それと、レーシングカートは親子で楽しむことが大切だと思っています。今更ですけど。
子供は徐々に速くなるのではなく、突然速くなります。

それまで速くならない壁にぶつかることもあります。
ふとしたことでそれが突破されたりします。

そうすると、本人もまた楽しくなるみたいです。
できないことを叱ってもきっと萎縮して速くならないでしょう。

お父さんばかり興奮している親子を見かけることもあります。
どちらかというと、子供が冷静で、親が興奮していることも・・・

先日、公園で自転車の補助無しの練習をしている親と娘を見ました。
親は「なんで言ったとおりにできないんだ!」と叫んでいました。
頭を引っぱたくときも・・

なんてかわいそうな子だろうと思いました。
叱ったっていきなりできるようになるわけではないのに。
まして、大人のように理論的に考えられる年齢でもないのに。
大人と同じレベルで物事を考えて子供に押し付けても子供は理解できません。
・・・ということを親がまず理解しないといけないのに。

ということで、カートも親は温かい目でみないといけませんね。

根本的に変えないと・・・

息子クンがレーシングカートを本格的に始めて半年。
カデット4ヶ月、ジュニア2ヶ月というクラスで経過しました。

これまで、どれほどのカネを投資したのか!・・・計算したくありません。
1回サーキットに行って走行して帰ってくるだけでもコストは約10000円。

これまでの消耗品やら部品やら、もちろんカート本体も含めると、結構な額になります。
やっぱり計算したくない。

さて、レーシングカートはマイナーなスポーツです。
パワステのないステアリング、20周も連続で走行したら、腕が痛くなります。
そのためには、トレーニングが欠かせません。

筋力と持久力が必要です。
そしてレースでの駆け引き。
まさにモータースポーツです。

が、このスポーツの発展に関して、未来が明るいかというとそうではありません。

どれだけの人に認知されているでしょう?

初心者の人がまず何を調べたらいいか、その視線でサイトを立ち上げたり、ショップを経営している人、います?

http://www.racingkart.info/
こんなサイトがあります。
が、2014年で更新が止まっています。
がっかりです!

これまで、いろんな人から情報を集めましたが、チームオーナーは何で飯を食っているのでしょうか?
正解は、毎月の会費と、チーム員に売るためのパーツの利益です。

会費が高ければチームには入らないですし、パーツを売りつけてばかりのチームなら、チームを去って行くことでしょう。

でも飯を食っていかなければならない。

この状態でレーシングカートの世界に未来があるでしょうか?



チームに入っていない人がいたとします。
エンジンを新品に買い換えたいと思っていたとします。
この人は、どこで購入することになるでしょうか?
購入先をどうやって調べますか?

そういう目線で考えている人、どれくらい世の中にいるのでしょう?

なんとも閉鎖的な世界。
身近にショップはなく、ショップ=チームとなっており、チームに入らないとパーツも買えない世界。

日々のことで精一杯、数年先など考えてもいない世界。
そんな気がしてなりません。

日本ではレギュレーションで、クラスによって指定タイヤが異なります。
レースだと、常に新品を用意しないと勝てません。

一方で、レンタルカートは耐久性がすべてで、いちいちタイヤを交換しません。

つまり、持ち込みカートは金がやたらにかかる世界なわけです。
新品タイヤを買えば、メーカーもチームも儲かるからです。

いちいち新品を買っていたら、年間維持費は馬鹿になりません。
それが理由で、カートをやめていく人もいます。

レンタルカートのように耐久性のあるタイヤをレギュレーションにしたら、カーターの維持費は少なくなり、レースも出やすくなります。
が、メーカーもチームも、目先のことを考えてそんなレギュレーションには反対するでしょう。

耐久性をもたせて多くのカーターを増やす
のではなく、
耐久性もたせなくて、少ないカーターの維持費を奪う
という世界になっているのです。

前者のほうに梶を切り、長い目で見る人が増えてほしいものです・・・


レーシングカートシャーシに日本製がない不思議

レーシングカートの世界に関わるようになって約半年。
日々が驚きの発見だったりしています。

カートは、道具を使うスポーツとしては、あまりにもお金のかかるスポーツです。
しかもその道具は、燃料を含めると消耗品という類の部品があまりにも多く、ランニングコストも尋常ではありません。

しかも、サーキットは身近にあるわけではなく、多くのドライバーは平日にはほとんど練習ができず、土日などを使って練習するしかない状況です。

さらに不思議に思うことがあります。
これが今回のテーマなのですが、レーシングカートの世界に日本のメーカーによるシャーシがないことです。

エンジンで唯一、ヤマハがありますが、それ以外のカートエンジンはというと、
PRD AVANTI(台湾)
IAME(イタリア)
ROTAX MAX(オーストリア)
この3社くらいでしょうか。

シャーシメーカーはというと、これはほとんどがイタリアのメーカーです。
TONY KART(コスミック、FA、EPRIT含む)
CRG(DE、LH含む)
Birel
INTREPID
TECNO
など。

ビレルはアジアを拠点としたビレルパシフィックなる会社がありますが、所詮ビレル社のライセンス契約であり、日本のメーカーではありません。

フォーミュラレースのうち、F4などのカテゴリーでは日本のシャーシメーカーがあるのに対し、レーシングカートは日本のメーカーがありません。



今後介入してくるメーカーもきっとないでしょう。

そうなると、カートのシャーシを一般の方が購入するには、チーム経由で買うか、オークションで買うか、販売しているサーキットで買うかといったように、かなり購入先は限られてきます。

ましてや、チーム経由となると、チームは懇意にしているメーカーがあるので、全メーカーから選んでいいよとは絶対に言いません。

これが、レーシングカート人口が増えない理由の一つでもあります!

つまり、
・日本のシャーシメーカーがないので気軽に買えない
・チームやショップは、懇意にしているメーカーがある
・どのメーカーがいいのか、中立にアドバイスをくれる人がいない
・どのチームがいいのか、中立にアドバイスをくれる人がいない

ということです。

こうなってくると、かなり閉鎖的な世界であることがわかります。
それでいて、チーム運営が苦しいというところもたくさんあります。

テニスショップに行ってみてください。
ゴルフショップに行ってみてください。

いろんなメーカーの商品が並んでおり、好きなメーカーから商品を買うことができます。

それに比べてレーシングカートはというと・・・・うーん、将来はあるのでしょうか??

ヤマハ以外のエンジンメーカーがカートに介入してほしいとはいいません。
せめて、シャーシだけはどこか始めてほしいと思います。

市場は日本だけにとどまりません。
世界中で販売可能なはずです。

どこかのメーカー、手を上げないかな?

レーシングカートのジュニアクラスを考察。

息子クンの身長がどんどん伸びてきているので、カデットを卒業して、ジュニアクラスに変える時期に来ました。

とはいえ、2月初旬に購入したカートをシェイクダウンし、今日に至るまでまだ3ヵ月半です。
もう少しだけ練習して、夏にはシャーシを替えようと思っています。
チームに中古シャーシがあったので、先日予約しました。

さて、そのシャーシは大人用です。
つまり、ジュニアクラスでいうところの「FPジュニア」に該当します。

ジュニアクラスは、
TIAジュニア(YAMAHAが指定したビレルのワンメイクシャーシ)
FPジュニア(シャーシは自由で大人と同じ)

の2種類があります。

ジュニアは小学5年生から中学3年生までのクラスを指しますがなぜ2クラスにしてしまったのか、私には理解できません。

そもそも、TIAジュニアの中古シャーシを探すのは至難の業ですし、かといって新品は高いです。

TIAシャーシならFPジュニアレースに出れますが、FPシャーシではTIAレースに出れません。
こんな分断された状態、ジュニアクラスの発展には百害あって一利なしです。

どの家庭も、中学に上がると勉強が忙しくなります。
中学受験で小6からカートどころではなくなる子供もいます。
私立中学に入り、勉強量がとてつもなくなる子供もいます。

カデットで多くの子供たちがカートを楽しんできたのに、中学に入ったとたんに、やめてしまう子もたくさんいます。

各サーキットのレースリザルトを見れば明らかです。
どのサーキットも、ジュニアクラスのエントリーが一番少ないです。
サーキットによっては、ジュニアクラスのレースがないところも!

こんな状態であるなら、なおさら2クラスにシャーシを分けている場合ではないでしょう。

関東だけですが、各サーキットのジュニアクラスを調べてみました。(2017.5現在)

<サーキット名>  <クラスの実態 (サーキット独自の呼称) >
新東京サーキット      FPジュニア(SSジュニア)
大井松田カートランド    TIAジュニア(TIAジュニア)
茂原ツインサーキット    FPジュニア/TIAジュニア 両方あり 
             但しいつもジュニアのレース参戦なし

イタコモータースポーツ TIA(大人もOK)そもそもジュニアクラスなし
もてぎツインリンク      FPジュニア(SSJオープン)
フェスティカサーキット栃木 ジュニアクラスなし
サーキット秋ヶ瀬       FPジュニア(FPジュニア)
オートパラダイス御殿場   FPジュニア(SSジュニア)


こうやって見てみると、TIAシャーシを持っていても、対等に戦えるのは大井松田のみということになります。

ジュニアクラスは先ほど述べたとおり中学生の勉強が忙しかったりで対象人数も少なく、レースが成立しないサーキットもあるのでしょう。

カート世界の構図が、
小学生・・・親が子供にやらせて競争力を養う
中学生・・・勉強が忙しくてカートをやらない子が多い
高校生・・・受験またはカート以外の趣味や友人との遊びでカートを離れる(カートに高校生クラスはないので大人と戦うというハンデも)
大学生~大人・・・時間があり、且つ本当に好きな人だけがやる

という世界になっていると思います。

この構図を見るだけでも、カートの世界からトップレーサーになるという人が以下に少なくなってしまうかを表していると思います。

トップを目指すのは一握りの世界ですからそれはさておき、ジュニアクラスがレースしやすい環境を整えてほしいですね。


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直接のご連絡はツイッター経由でご連絡下さい。 →@F1andKART





プロフィール

F1andKart

Author:F1andKart
主にF1とレーシングカートについて書き込みます!F1は1990年からテレビ観戦、鈴鹿は毎年行っています!
2016年秋、息子がレンタルカートで初走行。2017年2月からレーシングカートデビュー!

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